女性には、出産前6週間(42日間)に産前休業があり、出産予定日の前からお休みに入るため、突然始まりません。
しかし、男性の育児休業は「出産日」から取得できるため、急な出産になると、育休も急にスタートすることになります。
2022年の法改正で「男性版 産休」と呼ばれる制度がスタートしますが、男性版産休=男性版産後休業のことなので、育休開始日が急に始まる印象は変わりません。
2022年度からの法改正で、男性も産休が取れるようになりますが、男性が取れる産休は、出産後の産後休業のことです。「産休」と略されてしまうとややこしいですよね…。
改めまして…
夫婦で2年間育休を取得した夫Yoppyと妻Rinn,そして息子のミッキィーです!
赤ちゃんの出産予定日はあくまで「予定日」で、出産日が前後することなんて、当たり前のように起きます。
したがって、男性の場合は育休開始日が予定通りにスタートしないことの方が普通なのです。
頭ではわかってましたが、「まぁそんなに前後しないだろう~☆」と楽観的に考えていたら、予定が大幅に狂い、仕事の調整をするのがとても大変でした…。
出産日が早まったから、育休開始日が急に早まってほんと~~~に大変だったよ~!!
女性には、産前休業っていう産休があるけど、
男性には産休ないから大変だよね~!
そこで、今回は「男性の育休開始日は突然はじまる」ことについて、私たちの経験をご紹介します。
男性の育休開始日っていつから…?
男性の育休は子どもが生まれた日の当日から取得できます。
つまり、予定帝王切開や計画分娩ではない限り、ハッキリと開始日が決まるわけではありません。
(出産予定日は、あくまで「予定日」ですので…。)
ワタシの場合は、妻が退院する日から育休を開始させてもらう予定にしていました♪
(妻が退院するまでは、特にすることないですからね…)
しかし、やっぱり予定日がずれて大変なことになりました…。
出産予定日は前後することの方が多い
出産予定日はあくまで予定日なので、「前後する」ことは知識として知っていました。
しかし、「初産だから出産予定日よりも遅くなる」と勝手に思い込んでいました。
ウチは、初産だしきっと出産予定日より遅れるだろうなぁ~
この「思い込み」がとんだ間違いでした。
出産予定日と実際の出産日を後から調べたところ「予定より3日以上早かった人」が一番多いことがわかりました。
正期産とは、出産予定日(妊娠40週0日)の前3週間と後2週間となる
「妊娠37週0日〜41週6日目まで」のお産です。
予定日を過ぎる「予定日超過」はよくあることです。
1週間以上早く生まれた息子にパパは大慌て!
第1子出産ということで、色々思いがけないアクシデントもありましたが、なんとか無事に生まれてくれました。
妻Rinnが出産した病院は、「出産日から5日目で退院予定」でしたので、夫の育休開始日には出産から4日の猶予があるハズでした。
出産日が前倒しになっても、4日あれば引継ぎと片づけくらいできる!
準備は万全だ~っ☆
と、思っていましたが、
出産日から退院日までに、土日・祝日を挟んでしまったため、実質の稼働は1日しかありませんでした。
マニュアル作成は、土日返上で作成して何とかなるけど、デスク周りの荷物の片づけはまったく手を付けてないっ(汗)
というわけで、最終出社日の夫Yoppyはかなりハードスケジュールになりました。
- 終電でも帰れず…引継ぎ&荷物の片づけ
- AM7:00始発で帰宅
仮眠
- AM11:00妻の病院へ
妻の体調が悪かったため、「赤ちゃんのお世話はパパ頑張って!」と言われ、病院で赤ちゃんのお世話(授乳、オムツ替え、沐浴方法)のレクチャーを受ける。
- PM16:00妻・息子と3人で帰宅
- ラベル怒涛の育児スタート
2~3時間おきのお世話で細切れ睡眠
上司から「最終出社日以降も会社に来ていいよ」と言われましたが、妻の体調も悪かったのでなんとか退院日から育休を開始できて良かったです。(超大変でしたが…。)
業務でつかう物は持ち帰るの?保管してくれるの?会社によって違う荷物の扱い
育休を取得するにあたり、やらなければならないことは次の3点です。
- 後任への仕事の引継ぎ
- 業務のマニュアル作り
(マニュアルを作っておくことで、育休中の問い合わせがなくなります!) - 私物や書類などデスク周りの片づけ
後任への引継ぎやマニュアル作りは淡々とできますが、デスク周りの片づけ(書類整理)を早くやりすぎると、業務の効率が悪くなります。
また、上司から
アイツ、早々に休暇準備に入ってるのか?
と、思われる気がして、ギリギリまで整理ができませんでした。
いよいよ最終出社日の前日になり、「仕事で使っている資料類は会社に保管してもらえる」と完全に思い込んでいたのですが…
- 紙の資料はすべて処分し、必要な資料はデータ化する
- 復帰後に業務で使う物(ジャンパーや器具など)は全て自宅に送る
という予想外な結果になりました。
ウチの会社は、荷物を全く預かってくれませんでした。
ハンガーなど捨てられるものは良かったのですが、復帰後に使う参考文献やジャンパーは、宅急便で自宅に送らなければなりませんでした。
一方、妻Rinnの会社では、個人のキャビネットがあるので(私物の文房具を含めて)業務に使う物は、そのまま保管してもらうことができました。
私の会社は、キャビネットにファイルや資料などをそのまま入れておいてOKだったので、片づけはほとんどしませんでした~☆
このように、業務で使う荷物についての考え方は、会社や業務内容によってまったく異なるので、早めに確認しておくことがオススメです。
Yoppy(夫)のように大変な目に遭わないためにも、私物などは前もって少しずつ持ち帰っておいた方が安心ですね。
まとめ:男性は準備していても育休開始日までほとんど猶予がない
私たちは、妊娠前から夫婦で育休を取得する予定で行動してきたつもりでしたが、男性の育休開始日がこんな風に突然やってくるとは想像できていませんでした。
自宅出産などで出産日当日から育休に入る場合は、生まれた日から「今日から育休に入らせていただきます!」となるので、もっと大変なんだろうなぁ~と想像します。
入院期間があったので、数日間の猶予がありましたが、まだありましたが
最後に、私たちが育休取得前にもっと知って意識しておきたかった「男性の育休開始日にまつわるポイントを3点」をお伝えしたいと思います。
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました♪
少しでも参考にしていただけたら嬉しいです!