妊娠が分かった瞬間から、これから始まる新しい命との生活にワクワクする一方、出産や子育てにかかる費用が不安…という方も多いのではないでしょうか。

妊娠したら、子どものベビーグッズの準備など、意外とお金がかかって困っちゃう!

妊婦さんなら誰でも5万円×2回もらえる給付金がスタートしたよ!
2025年4月1日から、妊婦さんならだれでも受け取れる給付金、子ども家庭庁の「妊婦のための支援給付金(妊婦支援給付金)」をご存知ですか?
妊婦支援給付金は、妊娠したら5万円、32週以降にさらに5万円が所得制限なしで誰でも受け取れるようになりました。
さらに多胎妊娠の場合は、2回目に受け取れる5万円が赤ちゃんの人数分もらえます。
たとえば、双子の場合は2回目の給付金が10万円もらえるので、1回目と合わせて合計15万円もらえちゃう!そんなステキな制度です。

妊娠中に2回、合計10万円も受け取れるの?!

そうなの。双子なら合計15万円もらえちゃうんです!
ただし、この給付金は申請しないともらえない給付金で申請期限もあるので、しっかり申請してもらい忘れがないようにしましょう!
この記事では、2025年最新の「妊婦支援給付金」の金額や申請方法、受け取りのタイミングなど、知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。
妊娠中の経済的な負担を少しでも軽くしたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
妊婦支援給付金の具体的な支給額とタイミング

子ども家庭庁による「妊婦のための支援給付金」は、2回申請するとそれぞれ5万円ずつもらえる給付金になります。
まずは申請タイミングと必要書類、もらえる金額について確認していきましょう。
申請タイミングはいつ?
申請タイミングは次の2回になります。
- 妊娠届出(医師による胎児心拍確認後)提出のタイミング
- 出産予定日の8週間前以降
住民票のある市区町村窓口に申請が必要です。

なんで2回も申請しなきゃならないのかしら‥?

給付と面談をセットで実施しているからだよ
この給付金は、単なる経済的不安を支援するお金のバラマキではなく、「妊娠・出産」に関する困りごとの相談ができるサービスとなっています。
妊娠初期や出産間際になると、色々不安になることも多いので、「相談できる第三者がいる」とわかると心強いですよ。
給付金はいくらもらえるの?

1回目の給付金は、妊婦給付認定されると一律5万円もらえます。
さらに2回目は妊娠している赤ちゃんの人数×5万円が支給されます。たとえば、胎児が1人なら5万円、双子なら10万円、三つ子なら15万円、四つ子なら…。
- 妊婦1人につき5万円
- お腹の赤ちゃん(胎児)の人数×5万円

所得制限とか、条件あるのかな…?

妊婦さんなら、誰でももらえるよ!
妊婦支援給付金は、所得制限などなく、妊婦さんなら誰でも申請すればもらえるお金です。
妊婦支援給付金の支給方法やお得な受け取り方法は?

支給方法は、市区町村ごとに異なり、現金の他に地域のデジタル通貨など、多様な手段が導入されています。
主な支給方法は次の通りです。
デジタル地域通貨やクーポンを選ぶと、独自のポイント上乗せなどお得な制度を設けている自治体もあります。
たとえば、埼玉県さいたま市では、デジタル地域通貨「たまポン」で受け取ると、1回あたり5,000円相当のポイントが上乗せされます(2回目はキャンペーンでさらに10,000円分追加)
上乗せの有無や金額、内容は自治体ごとに異なり、年度やキャンペーンごとに変更される場合があります。
詳細や最新情報は各自治体の公式ウェブサイトや窓口での確認しましょう。

住民票がある市区町村に、確認してくださいね
申請手続きには何が必要??
手続きに必要な書類は主に4点です。
- 本人確認証(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 住民票または住民票記載事項証明書
- 母子健康手帳
- 医師の診断書や妊娠届出書

母子手帳は、妊娠届出のタイミングでもらえます
お住まいの市区町村によって、提出書類が異なる場合もあります。くわしくは下記のエリア別 相談窓口にお問い合わせしください。
よくある疑問・質問

「妊婦支援給付金」について、よくある疑問・質問をまとめました。
- Q「妊婦支援給付金」の申請を忘れました。後からでももらえますか?
- A
妊婦支援給付金の申請を忘れてしまった場合でも、後から申請して受け取れるので安心してください。
ただし、それぞれの申請タイミングから「2年間」が申請期限として設けられています。
申請期限を過ぎると受給できなくなるため、早めにお住まいの市区町村窓口で手続きを行ってください。
- Qどこに申請するの?
- A
住民票のある市区町村の「妊婦のための支援給付」担当窓口です。
- Qいくらもらえるの?
- A
1回目は5万円、2回目は赤ちゃんの人数×5万円です。
- 妊娠届出(医師による胎児心拍確認後)提出のタイミング:5万円
- 出産予定日の8週間前以降…胎児の人数×5万円
先述の通り、市区町村によって、受け取り方によって上乗せしてくれる自治体もあります。
- Q流産・死産等の場合も対象になるの?
- A
対象になります。
流産・死産等をされた場合は、医療機関において、その事実が確認された日以降に届け出ることができます。
- Q令和6年度にあった「出産・子育て応援交付金」はなくなるの?何が変わるの??
- A
令和6年度(2024年度)まで実施されていた「出産・子育て応援交付金」は、令和7年度(2025年度)から「妊婦のための支援給付」など新しい制度に移行します。
制度名・内容が変わりますが、経済的支援と相談支援は引き続き実施されます。
項目
出産・子育て応援交付金
(旧制度)妊婦のための支援給付
妊婦等包括相談支援事業
(新制度)いつから 令和6年度(2025年3月31日)まで 令和7年度(2025年4月1日)から 支援内容 予算により異なるが、例えば、妊娠届出時・出産後に各5万円 法定事業(子ども・子育て支援法等) 支給タイミング 妊娠届出時・出産後の2回 妊娠届出時・出産後の2回(自治体により異なる) 申請方法 自治体ごとに異なる 自治体ごとに異なる 制度の根拠 予算事業
(国の補助金)法定事業
(子ども・子育て支援法等)
まとめ|妊婦支援給付金は妊婦さん全員もらえる給付金!

令和7年度(2025年)4月1日から「妊婦支援給付金」が法律として運用されることになりました。
妊婦さんは所得などにかかわらず、誰でも妊娠時に5万円、さらに妊娠32週以降は赤ちゃんの人数に応じて5万円が支給される制度です。
申請を忘れていても申請タイミングから2年以内なら、受給可能なので、忘れずに申請しましょう。
自治体によって支給方法が異なり、受け取り方で上乗せしてくれる場合もありますので、くわしくは住民票がある市区町村窓口にお問い合わせくださいね。